ながい内科クリニック｜糖尿病入門：糖尿病の自覚症状にはどんなものがあるの？

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残念ながら多くの方は無症状です。したがって糖尿病がみつかるのも、検診で尿糖を指摘された場合や、他の病気で医療機関を受診して検尿・血液検査で偶然にみつかる場合が多いのです。空腹時血糖値が200mg/dl以上にならないと特徴的な症状は出てきません。

1）高血糖による症状

：喉が渇く、よく水分をとる（多飲）、尿の回数や量が多くなる（多尿）、だるい、すぐに疲れてしまう、食欲はあるのに体重が減少してしまう、よく食べる（多食）

2）合併症による症状

：ものが見えにくくなる（網膜症、白内障）、足が浮く（腎症）、手足の先がしびれる・痛い・冷たい（神経障害）、立ちくらみ・頑固な便秘や下痢（自律神経障害）、胸痛・動悸（狭心症）、歩くと足が痛くなる（閉塞性動脈硬化症）