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1)血液中の甲状腺ホルモン濃度に異常をしめす病気
甲状腺ホルモン濃度が高くなる病気
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甲状腺ホルモン濃度が低くなる病気
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[血液中の甲状腺ホルモン濃度に異常をしめす病気]甲状腺ホルモン濃度が低くなる病気

血液中の甲状腺ホルモン濃度が低くなることを甲状腺機能低下症といいます。種々の原因で起こりますが、殆どの場合は橋本病(慢性甲状腺炎)が原因です。

本来は自分の身体に炎症を起こすことは生じませんが、一部の方にみられる場合があります。これを自己免疫疾患とよんでいます。慢性関節リウマチなどの膠原病も自己免疫疾患です。甲状腺に炎症が起こるのが、橋本病(慢性甲状腺炎)です。橋本病の多くの方は、甲状腺機能は正常なのですが、炎症が広範になると甲状腺ホルモンの産生が低下してしまいます。

治療は足りなくなった甲状腺ホルモンの補充です。最初は少量ずつ補充していき、血液中の甲状腺ホルモンを測定しながら、至適量を決定します。殆どの方は、一生涯甲状腺ホルモンの内服を継続しなければなりません。

●また海草類は甲状腺ホルモンの原料であるヨードを多く含んでいますが、逆にとり過ぎてしまうと甲状腺ホルモン産生が抑制されることがありますのでご注意ください。



甲状腺機能低下症の症状
  • 全身症状 :寒がり、疲れやすい、むくむ
  • 精神症状 :物忘れ、無気力
  • 循環器症状:息切れ、脈がゆっくり
  • 消化器症状:便秘
  • 手足の症状:脱力感、筋力低下
  • 月経の状態:月経過多、月経不順
  • その他  :声がすれ、脱毛、頚部の腫大、認知症など



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