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 糖尿病の治療

運動療法 2本の足は2人の医者だ
自動車の普及と糖尿病の増加がきれいに相関していることから、運動不足が糖尿病の誘因の一つと考えられます。最近の多くの研究結果から、運動がインスリンの作用の低下を改善することが明らかとなっており、また心血管障害の危険因子である高脂血症や高血圧の改善、骨粗鬆症の予防効果なども期待できます。しかしながら、食事療法と異なりすべての患者さんに適応となるわけではありません。合併症(三大合併症や動脈硬化症)がかなり進んだ場合や血糖コントロールが悪い場合(空腹時血糖で250mg/dl以上)にはむしろ運動は禁忌となります。主治医とよくご相談下さい。

運動はいつするの?
食後の血糖を改善する目的からも、食後30分〜1時間後が良いとされます。特に糖尿病のお薬を内服されている方や、インスリン注射を行っている方は、食前の運動によって低血糖を引き起こす可能性がありますので、食前の運動はなさらないで下さい。一方、薬物療法をお受けになっていない方で、食後に十分なお時間がとれない方は食前の運動でも結構です。一日のうちで運動できる時間を見つけてみませんか?

どのくらいの運動が適当?
運動療法の基本は、「いつでも」「どこでも」「一人でも」と言われています。したがって、安全にかつ効果的に行える運動は、有酸素運動(エアロビクス)です。
有酸素運動
  • 歩 行
  • サイクリング
  • 水 泳
  • 水中歩行
  • ジョギング
望ましい運動の強さは軽く汗ばむ程度であり、20〜30分程度持続すると脂肪も燃焼でき有効とされます。運動の効果は約2日間持続するため、最低でも隔日に運動を行うのが良いでしょう。


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