その3 低血糖がわからなくなる−「無自覚性低血糖」の恐怖
自律神経障害が強く認められる方や低血糖を頻回に起こしている方では、低血糖症状が自覚しにくくなることがあります。その場合、一気に脳の「ガス欠」状態が起こり、意識障害に陥ってしまいます。この「無自覚性低血糖」が認められる場合には、必ず主治医にご相談下さい。予防方法としては、コーヒーなどに含まれるカフェインを多く摂取することが良いとされています。
低血糖―それは治療のバロメーターです
低血糖はお薬の量が多いことを通常意味します。お薬の量や飲み方を工夫しないといけません。したがって、主治医に低血糖が何時、何をしている時に起こったのか、その頻度などについて受診日に情報を提供なさって下さい。 |